検査結果

検査結果と治療方針
検査結果と治療方針きんときまめの病気について
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心中穏やかでない日々・・

精密検査を受けてから、左胸のことはなるべく忘れようと過ごしました。
しかも左胸。時々痛む。
インターネットサーフィンをしまくって、どうやら癌は痛くないらしい。
それなら、痛む私のは癌じゃないんだ・・・でも。
先生も癌は痛くないんですよと言っていたし・・・
色んなことをグルグルグルグル考える。

周りの人には分からないように、でも実は心中穏やかではなくて。
家族にもちょいちょい報告していて、母にも違うと思うけどねー、そうだよねー
癌のはずないようねーなんて励ましてもらったりしていました。
検査結果を聞きに行くまでは生きた心地がしなかったです。

検査結果の日

結果の日、診察を待つ時間も色んなことを想像して。
こんなに待たされるのはやっぱりそうだったのかとか。
もう末期でやばい状態なのではないかとか。
とにかくいろいろいろ考えすぎて吐き気がするほど具合が悪くなってきてしまいました。
早く診察に呼ばれたい。診察を待つ時間が何時間にも感じられました。

母や、事情を知っている友達にも何度もLINEしたりして。
大丈夫大丈夫と励まされるけど、大丈夫じゃなかったら??
診察前なのにかなり動揺していました。

1時間ほど待って自分の診察になりました(大学病院待つ待つ(笑))
・・・先生どうでした????
・・・残念ながら悪いものでした・・・・。

その場で倒れそうになりました。
・・・・私、死んじゃうの??熊本来たばかりなのに、
第二の人生をようやくスタートさせたばかりなのに、
金時ファミリーもいるのに・・・・
私死んじゃうの???なんで私が?

先生にも、【私、死ぬんですか???】と聞きました。
神妙な顔をしている私をよそに先生は、穏やかに
まぁまぁまぁ焦らないで。そんなすぐにどうこうというわけではないからと。
これから説明するけど、動揺しているみたいだから少し休んでもらっていいから
落ち着いてから説明しますよと。
ちょうど診察を待っていた時にラインしていたお友達が
すぐ病院に駆けつけてくれるというので、
それならば、そのお友達にも説明を聞いてもらってもいいですか?
と聞いたら、いいですよと快く言ってくれたので、
お友達にも一緒に説明を聞いてもらうことにしました。
さすがの私も一人では説明を聞く元気がありませんでした。
(告知の時は家族とか誰かいてもらった方がいいと思います。
本人かなり動揺してしまい、冷静に話を聞くことができませんので)

私の癌は左胸に2つ。2cm強のものとその隣に1cm強のもの。
【これから癌の性格を調べます。
と同時に多臓器に転移をしていないか調べていきます。
ただ、脇の下のリンパ節には転移していなさそうなので、
今のところ早期発見と言っていいのでは
ないかと思いますが、治療方法を決めるためにこれからさらに検査をしていき、
治療をはじめていきたいと思います。】
そんな説明をされました。

妊孕性について

ここまで説明され、今までの人生で気にも留めていなかったのですが、
・・ふと私赤ちゃん欲しかったんだよな
という思いが突然湧き上がってきました。(相手もいないのに(笑))
こうなったからには治療していかなければならないのだけど、
【この歳になって恥ずかしいのですが、
私赤ちゃんあきらめていなくて・・・】と思わず言っていました。

その言葉に先生は、抗がん剤治療をすると卵巣に大ダメージをうけるから
私の年齢だと、そのまま閉経してしまう事が多いと説明してくれました。

・・・・絶望的になりました。
それならば抗がん剤治療はやりたくない。
今分子標的薬とか、ホルモン治療とか抗がん剤じゃなくてもいろいろあるじゃない。
と治療にも多少希望をこの時はもちましたが、この後の精密検査でもろくも
この希望も打ち砕かれることになります。

もちろん癌にならなくたって私の年齢だと
すでに普通に妊娠することも難しいかもしれない。
でも、女であれば生理のあるうちは
自分がお母さんになる可能性があるということを
普通に思っていたので、本当に絶望的な気持ちでした。
まだ私未婚だし、結婚もしたいし、できれば子供も欲しかった。

人間というのは不思議なもので、普段気にもしていないのに
それができないとなるとわかると、強く欲するものなんだなと思いました。
私の場合これほど赤ちゃんが欲しいと思ったことはありませんでした。。
今までそんなことこれっぽっちも思っていなかったのにね(笑)

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